和歌山を下って、紀伊半島最南端・串本までやってきました。今回の漁業ブツアーの目的はマグロです。ここには近大マグロの養殖実験場があり、マグロの完全養殖を研究している第一人者の澤田好史教授にお会いしてきました。 2002年に世界初のクロマグロの完全養殖が成功して話題になった近大マグロですが、成魚までの歩留まりは5%程度で技術的にはまだまだ発展途上だそう。また近大マグロの出荷量はむしろ減少しており、クロ...
「三陸の海の幸と白ワインを楽しむ会」を実施しました。今回漁業ブの三陸応援Sea to Plate Projectの延長企画で、ご縁のあったカネシメ水産から旬のヒラメ、ソイ、ヤリイカに鮭醤、北三陸ファクトリーから蝦夷鮑などを送っていただき、飛び切りのブルゴーニュとのマリアージュを。お送りいただいた三陸の魚が本当に素晴らしく、ワインと合わせて皿ごとに驚きと興奮を体験して、悶絶しました。気のおけない仲間...
大阪の三ツ星料亭の柏屋で、料理人が漁業生産者と繋がり支援するリレーションフィッシュという取り組みを行っていて、その第一回イベントに伺ってきました。今年の料理マスターズでも松尾シェフがゴールドを受賞しましたが、ルレエシャトーに加盟する柏屋さんはさすが世界に110軒しかない三ツ星店の風格で、空間もおもてなしも実に素晴らしい。 本日のメニューは、(海藻を食い荒らす)アイゴやウツボ、サメガレイなどのいわゆ...
今週開催のTSSS2023(東京サステナブルシーフード・サミット)へ参加してきました。 水産業界の企業やNPOなどが集まるイベントで、うに再生養殖の北三陸ファクトリーが今年のサステナブルシーフード・アワードのチャンピオンに選出されたり、ルレエシャトーと日仏シェフのセッションがあったりと色々ご縁も。漁業ブ名刺で業界キーパーソンとお会いできたり、世界視点の登壇者による最新動向の話は学びが多く、もっと日...
駒場の東大コマニ食堂にて、常磐ものの魚を食べる会に漁業ブで参加してきました。駒場Ⅱキャンパスは初めて足を踏み入れましたが、ここの実験食堂、学食の概念を覆す空間で厨房設備も素晴らしく、とても良いですね。 原発視察ツアーをしていた桜井さんの主催で、福島県の富岡町沿岸で皆さんで釣った座布団ヒラメを、東京まで輸送して食するという企画。何と元メジャーリーガー大魔神佐々木さんの釣った大魔神ヒラメまで。見てくだ...
2023年7月15日、岩手県洋野町にて開催されたJAPAN UNI SUMMIT vol.0に参加してきました。 ”北三陸から、世界の海を豊かにする”をミッションに掲げ、脱炭素と持続可能な水産業の実現に取り組む催しには、漁師や流通関係者、飲食店経営者やシェフ、研究者や駐日オーストラリア大使館公使など、多彩な顔ぶれが集まり、未来に向けたディスカッションと課題の共有が行われました。 発起人である北三陸...
8/4に、中目黒のお店を貸切りして、漁業ブ主催の三陸応援 Sea to Plate Project・”キタムラサキウニと北三陸の海の幸を味わう会”を開催しました。連日の猛暑ですが、美味しいうにを求めて集まる会場の熱気がさらに凄い! 第一部は北三陸ファクトリーの下苧坪(したうつぼ)さんをゲストにお招きして、三陸の水産業の現状や歴史、海藻やうにの可能性と気候変動の問題までをプレゼンいただきました。世界...
6/23にUNI SUMMIT前哨戦in巣鴨に参加させていただきました。北三陸ファクトリー下苧坪(したうつぼ)さんの主催で、無類のウニ好きが大集合。殻付きのキタムラサキウニから、塩水ウニを開封して丸ごといただく体験型企画、ウ肉にお寿司などを、オーストラリアワインや三陸の地酒などと合わせて満喫しました。 気候変動でCO2を吸収するブルーカーボンとして注目を浴びている海藻類ですが、世界の海藻の7割を保...
https://www.infobahn.co.jp/ib_column/16233 2023年4月7日に、株式会社ニュースケイプ代表の小西圭介(こにし・けいすけ)と、インフォバーン代表取締役会長(CVO)・小林弘人との対談を実施いたしました。ブランディングの第一人者として知られ、現在は株式会社電通から独立し、ブランドアクティビストとして活動されている小西さんは、それまでの「商業ベース」「手段ベー...
https://www.infobahn.co.jp/ib_column/16224 2023年4月7日に、株式会社ニュースケイプ代表の小西圭介(こにし・けいすけ)さんと、インフォバーン代表取締役会長(CVO)・小林弘人との対談を実施いたしました。「漁業ブ」の活動を通じて、専門であるブランディングを武器に日本の漁業を支援する活動をされている小西さん。自然環境保護におけるハードル、高齢化や後継者不足...