(松井)三陸応援”Sea to Plate Project”の一環で、秋の三陸ツアーを開催しました。新幹線の新花巻駅から車で南東へ90分。世界三大漁場と言われる三陸海岸の真ん中にある小石浜漁港に到着です。
量ではなく質で勝負のブランド「恋し浜ホタテ」の名付け親であり、生産から広報まで大活躍のJun Sasakiさんの船に乗り込み、いざ出航。
さっそく生きたホタテを焼いて、ホタテ養殖の耳づりロープのおもり代わりにワインを取り付け海中貯蔵した、飲みごろ白ワインとマリアージュさせれば、もう天国!最高にラグジュアリーな海のピクニックとなりました。
恋し浜ホタテと名乗るには11センチを超える必要があり、2年の歳月がかかるのですが、今回は特別に1年もののフレッシュな味わいのホタテをご準備くださいました。2年ものよりミネラルをダイレクトに感じるし、丸ごと一気に食べられるのサイズ感も最高です。
海水温の上昇で2年生き延びるホタテがかなり減ってきた、と伺いましたが、生産者さんに直接会って「美味しい!」の声を届けることで応援したいし、価値ある海の幸として大事に食べたい、と思ったのでした。
今回、奥様のIsabelle Ofunatoさんは別の仕事で乗船できず、かわりに故郷の味キッシュをホタテたっぷりでご準備いただいたスペシャル仕様。最後は漁港に駆けつけてくださって、佐々木ご夫妻が揃ったのもマリアージュクルーズたる所以で、愛と情熱が伝わりました。また、季節を変えて恋し浜に行きますね!