1月26日に麻布十番「可不可サロン」様にて、「漁業ブ」で今年初めてとなる漁業者様をお招きしてのイベント、山口県のとらふぐと日本酒をご堪能頂く「笠戸島幸ふくと獺祭のコラボディナーディナー」を開催いたしました。
笠戸島幸ふくとは、山口県東南部に位置する下松(くだまつ)市の南端、瀬戸内海に浮かぶ笠戸島にて、東風浦(こちうら)ご夫妻が獺祭の焼酎粕を使って丹精こめて育て養殖しているとらくふぐです。通常、養殖のとらふぐは2年ほどで出荷されることが多いのですが、今回は貴重な3年もの3kgほどの最上級とらふぐが、このイベントの主役です。
さらに同じく笠戸島で養殖する鯖と鯵・天晴(あっぱれ)さばとあじ、笠戸島の柑橘類、山口の冬野菜、獺祭の酒粕など様々な山口の食材に、併せる日本酒は獺祭と、脇役も揃い踏み。一夜限り、和やかで素晴らしい饗宴となりました。
「可不可」だからこそ味わえる親子シェフの共演。宮下大輔シェフの日本料理&息子さん・将シェフのイタリア料理のコラボレーションによるふぐ料理は新鮮な味わいの連続でした。美味しさの中に学びや新しい発見があることも、このようなイベントの醍醐味です。
併せる日本酒はもちろん、日本を代表する山口県の名酒蔵の獺祭。「旭酒造」櫻井社長から協賛も頂戴し、当日は「旭酒造」森様にご参加頂きました。事前に相談しながらセレクトした4種類の獺祭を森さんのご説明と共にサーブして頂き、料理に併せてお楽しみ頂きました。
今回お招きした漁業者様は、漁師の奥様で、漁業や地域のプロジェクトを精力的に推進する「株式会社fuku fuku やまぐち」女性社長・東風浦朋子社長。150cmほどの小さな体にもかかわらず、とってもパワフルな人。ご両親を継いでシステムエンジニアから漁師になった旦那様・お孫さん4人・息子娘さんのご家族、漁業の仲間のみならず地域の人皆から頼られ、愛されるチャーミングな女性です。
今回はお食事前に、ご参加頂いた皆様に映像をご覧頂き、東風浦さんの笠戸島幸ふくのお話しを聞いて頂きました。東風浦さんにイベント後に聞くと「頷いて頂きながら熱心に聞いて下さり、とてもお話ししやすかったです」と。
おかげ様で満員御礼。ご参加頂いた皆様、「笠戸島幸ふく」の東風浦朋子様、「可不可」サロンの宮下大輔シェフ・宮下将シェフ、「獺祭」櫻井社長と森様、ありがとうございました。
「漁業ブ」では、今年もこのように、漁業者様と料理人とお客様を、美味しいお魚を軸につないでいけるイベントを続けて行ければと思っております。
【MENU】
笠戸島幸ふく白子のカッペリーニ
天晴さばのコンフィ
笠戸島幸ふく焼き白子 獺祭酒粕仕立て
笠戸島幸ふくお造り 下関葱
笠戸レモンジュレ笠戸島幸ふく唐揚げ 岩国れんこん
笠戸レモン天晴あじのスパゲッテーニ ペペローニ
笠戸島幸ふくとアスパラ
笠戸橙 獺祭酒粕グラニータ
【お酒】
スパークリングワイン
獺祭 純米大吟醸 磨き三割九分 寒造早槽
純米大吟醸 磨き二割三分 獺祭美酔
獺祭 純米大吟醸 スパークリング45
獺祭 未来へ 農家と共に
笠戸島幸ふく 河豚のひれ酒
■笠戸島幸ふくのサイト: