8/4に、中目黒のお店を貸切りして、漁業ブ主催の三陸応援 Sea to Plate Project・”キタムラサキウニと北三陸の海の幸を味わう会”を開催しました。連日の猛暑ですが、美味しいうにを求めて集まる会場の熱気がさらに凄い!
第一部は北三陸ファクトリーの下苧坪(したうつぼ)さんをゲストにお招きして、三陸の水産業の現状や歴史、海藻やうにの可能性と気候変動の問題までをプレゼンいただきました。世界中の海洋で森林以上にCO2を吸収している海藻を、うにが食べ尽くしてしまう磯焼け問題は、まさにUNIversal Agendaで、この暑さにも関係しているわけですね。
北三陸ファクトリーはオーストラリアでうに牧場の事業展開を開始し、日本発の水産イノベーションが世界を席巻するかもしれません。
そして第二部はいよいよ三陸会へ。今回渾身のメニューは以下の通りで、ミョウバンを使わない新鮮な殻付きうにを初め、ワカメや海藻、水蛸、ホヤなど新鮮な三陸の海の幸を食べ尽くす体験。野田村の荒海帆立も2週間前にようやく貝毒が落ち着いてギリギリ出荷が間に合いました!お酒は南部美人や陸奥八仙など三陸の日本酒と合わせて。
実はうには魚卵系ではないので、プリン体を気にせず沢山食べられて、逆にコレステロール値を下げたり痩せる効果もあるんです、本当に。葉酸も豊富で良いことづくめですね。
《料理メニュー》
・三陸産ミズタコと夏野菜のフリット
・三陸産マツモの酢の物
・三陸産ミズタコと海藻の裏虎風
・荒海ホタテと剣山手引き茎わかめのカルパッチョ風
・南部潜りの手摘み天然ほや
・洋野うに牧場の殻付き四年うに
・荒海ホタテと天然自生わかめのバター焼き
・洋野うに牧場の四年うにの天ぷら
・三陸産ミズタコと海藻のしゃぶしゃぶ
・裏虎タリアータ UNI&岩手産バターと田子にんにく
・土鍋ご飯 洋野うに牧場四年うにと三陸産めかぶだし
・三陸産生ふのりたっぷり海のスープ
・岩手ミルクのかき氷
美味しく楽しく東北の魚や水産業のことを知って味わい、生産者と繋がるこの企画、初開催で行き届かないこともあったかと思いますが、皆さん三陸の海の幸をとても楽しんでいただけたようでよかったです。三陸応援 Sea to Plate Projectは、今後も色々企画していければと思います!