3月27~28日に石川県能登・七尾町で開催された、第3回「水産未来サミット@能登」に一般社団法人漁業ブとして参加しました。北は北海道、南は沖縄まで180名を超える方々が能登に集結し、大盛況の会議でした。
震災の爪痕が残る能登での開催ということもあり、2日目のテーマディスカッションでは、地域とどのような取り組みを共創していけるかと真剣に議論する機会を持ちました。







そして能登3日目はオプショナルツアーで、能登の漁場めぐりへ。まず七尾の石崎漁港で、震災後、七尾牡蠣の養殖に取り組む竹内さん達の取り組みを見学しました。
七尾湾は震災で海の地盤に凹凸ができて、ヘドロが溜まりやすくなり、魚介類も激減。ナマコ漁を行ってきた竹内さんもナマコが全然取れなくなりました。
そんな中新しいチャレンジとして、牡蠣の海面養殖に取り組み、新しい技術を開発しながら3年かけて、今年の夏に初出荷まで漕ぎ着けました。困難を乗り越え、前向きに能登の漁業の復興に取り組む姿が素晴らしいです。
この日は能登半島をぐるっと4つの漁港を回りましたが、最後は輪島港へ。能登半島地震の報道も2年経って随分減りましたが、地盤の隆起した輪島エリアは特に被害が大きく、崖崩れやアクセスする道路も陥没が今も至るところに残り、地殻変動の激しさを実感します。本当、東京もヤバイと思います。
輪島朝市エリアは火災ですっかり更地になったままで、別の場所での開催と出張輪島朝市が行われていますが、土地の権利関係も複雑で、復旧には10年単位でかかりそうな様子。





輪島港はかつて天然ふぐの漁獲日本一の漁港で、海女採りサザエ・鮑や、鰤や鱈、真鯛やサヨリなど多様な魚種が揚がるご覧の立派な港ですが、震災で港が隆起して着岸できず、第二桟橋を海岸部に拡張してそこから水揚げしているそう。卸売市場機能はまだ復旧しておらず、夜中2時までに漁獲して金沢まで運んでいるとのこと。
しかし一歩ずつ、震災復興の取り組みが進んでいることも改めてお話を伺いました。能登の漁師さんとも沢山ご縁が出来たので、また現場に伺って新しい取り組みに繋げたい、と思いました。
