霞ヶ浦シラウオ解禁漁のツアーに合わせて、茨城県を代表する、土浦の割烹「よし町(よしちょう)」の木村さんに、霞ヶ浦シラウオやワカサギ・鯉に鰻をはじめ、地産の食材で構成した貴重なコースを作っていただきました。
「よし町」では、茨城県各地の地の食材をふんだんに取り入れたコースを提供しており、まずは走りのシラウオを、出汁醤油に唐揚げでいただきました。シラウオは通常冬から春が旬の魚で、小ぶりな霞ヶ浦シラウオに夏の始まりを感じるのもこの地域ならではです。
また、塚原牧場の梅山豚の角煮椀は、洗練された旨味が素晴らしい。そして本日一番の衝撃は、霞ヶ浦の鯉の洗い料理。鯉ってこんなに美味しいのか!というほどの驚き。蓮根王国茨城らしい蓮の葉(霞ヶ浦周辺に地平線まで畑が)にのせて。
そして霞ヶ浦産の鰻を、白焼きとタレで出していただきました。1週間ほど熟成させた鰻の素晴らしさといったら!鰻と合わせて、よし町さんの特製、松盛の純米吟醸原酒を特別にいただきました。これがまた素晴らしい。賀茂茄子の焼き茄子も絶品で、仲間が放し飼いの養鶏場まで行ってきた、西崎ファームの合鴨ロース・レバーの蕩けるような肉の旨味が感動でした。茨城の隠れた食の魅力を知るのに、まさに「よし町」は最高の店です。