(松井)気仙沼のことなら国内屈指の遠洋まぐろ延縄漁船をもつ臼福商店の臼井 壯太朗社長、ということでオイカワデニムをご案内いただきました。
実は今回の三陸ツアーで1番気になっていたのがオイカワデニム。なぜなら、カジキマグロの角を原料にデニムをつくる、と聞いても全く想像できなかったから。
オイカワデニムの工場は、海が目前の素敵な景色が印象的ですが、東日本大震災の津波で多くのデニムが流されてしまいました。その後、重油まみれのジーンズが一本の糸のほつれもなく見つかり、復興のデニムとして被災者を勇気づけた逸話には感動しましたが、及川社長はその後、地元漁師さんとの縁で捨てられていたカジキマグロの角をみて、これはデニムだ!と閃いたそうです。
そこから、角を糸にするまでの試行錯誤があり、世界唯一のメカジキデニムが誕生!丁寧に裁縫された美しいメカジキデニムをみた瞬間、私はこれでエプロンをつくって魚料理をしたい!と閃き、及川社長に打診。
ありがたいことに快諾いただけたので、これから作成にはいる予定、という嬉しい展開になりました。漁業ブオリジナルのメカジキデニムエプロン、とっても楽しみです!