3/15-18にかけて、漁業ブ東北ツアーを実施しました。気仙沼で魚網のアップサイクルをしている(海洋プラごみの4割以上が魚網だそう)スタートアップ・amu加藤さんにご案内いただき、北かつマグロ組合事務局長菅原さんとマグロ事業の取り組み課題について打ち合わせを実施しました。
また、大船渡の「恋し浜ホタテ」を育てる漁師で岩手漁業師会会長の佐々木淳さん、釜石でドンコなどを獲る東北一のカゴ漁師名人・佐々木裕洋さんと、漁業キーパーソンの皆様にお会いできました。皆さん素晴らしい漁業の取り組みのお話ばかりで、漁業体験ツアーなども企画することに。
漁の方法や魚の美味しい食べ方、東日本大震災で(皆が船に漁場、漁港、加工場まで失った)漁師としての壮絶な経験まで、本当に貴重なお話を伺いました。数日前から蟹など沖合の魚の漁獲が明らかに変わって、海と対話する仕事だから異常事態を事前に予知していたという興味深い話も。
田野畑で岩手の生産者と繋がり、地産の食を引っ張るロレオールの伊藤勝康シェフを訪問し、わかめ漁業の三浦さんのところにご案内いただき、わかめの加工のこだわりを教えていただきました。わかめ漁はちょうど始まったところですが、生息北限の田野畑のワカメは原種に近く、最上級のものが取れるそう。その他、気仙沼から三陸の水産物の可能性を感じましたが、今後漁業ブとしても連携の取り組みを進め、漁業が本丸の東北の産業復興に少しでも力になることを目指したいと思います。